瀧夜叉姫 陰陽師 上・下 夢枕獏
2007年 01月 11日
がそろっていました。久しぶりの陰陽師です。
清明と博雅のコンビは相変わらず健在で面白い。
謎解きも清明の方がわかっているようで、最終のヒントは博雅の
飄々とした人間性がものをいいます。
平安時代のおどろおどろした時代に鬼たちが人間と一緒に生きていた時代は
面白いです。
百鬼夜行からはじまり、鬼。蛇、ムカデ、
平将門、藤原純友の大物反逆者がでてきて、
一方で清明、清明の師匠、道満オールキャストで繰り広げられる。
ちゃんばらは本当に面白く清明の世界を楽しみました。
私が一番ほしいのは、私の変わりに料理を作ってそうじしてくれる
式神がほしいです。
なんとかならないかなあ?
今朝日新聞で連載が始まった夢枕獏さんの「宿神」を読んでいます。
西行が主役の物語です。夢枕獏さんの西行がどう活躍してどうなるか
楽しみにして読んでいます。