モモ読みました。
2006年 07月 13日
韓国ドラマ「私の名前はキムサムスン」の中でサムスンが社長の
姪に読んであげる本です。
社長も本屋でこそっと買って読みます。
韓国でも「モモ」は一時ベストセラーになったそうです。
日曜日に図書館に行った時新しい本が入っていたので、借りてきました。
昨日から一気に読みました。
時間泥棒が人間の時間を盗んで生きています。
人間にわからないように時間を盗みます。
人間は自分で自分の首を絞めるようにして、忙しく余裕なくて行きます。
世の中全体がぎすぎすして自分のことだけ考えるようになっていきます。
物語の中のことが今の社会の様子と一つ一つ重なります。
そこで主人公もモモが時間泥棒をやっつけて取り戻すところで終わっています。
モモの友だちが二人大勢の子どもたちが出てきます。
とても面白かったです。
作者のミヒャイルエンデが最後にこの物語は過去かもしれないし
また未来かもしれないといっているあとがきが時に印象に残りました。
時間のある方は、決して子どもの本ではない子どもの本「モモ」を読んでください。