中国女四人旅紹興市散歩と横店映画村見学 ②魯迅ふるさとと沈園見学
2016年 10月 13日
昨日はあわただしかったので、いいホテルだなあと思ったけど
調べてみると五つ星の紹興国際ホテルでした。
予定していたホテルは中国のチェーン店格安ホテルでした。
スリッパ、歯ブラシ、トイレットペーパー、シャンプー・リンスなど
全部用意してきていました。今回は全部使いませんでした。
中国は格安航空券を利用して何回も旅行したいので
旅行費用をできるだけ抑えようと思っていました。
でも、今回泊まった所がよかったので、次回からはホテルのランクを
あげようということになりました。
朝食のバイキングがこれからの私たちの昼食を潤うことになります。
今日は紹興市出身の小説家魯迅の故里を訪ねます。
バスの行き方を訪ねると乗り換えがあるので四人ならタクシー利用がいいですと
いわれタクシーに乗ることにしました。
四人旅は都合がいいです。
魯迅は阿Q正伝や狂人日記を書いた中国近代文学の創始者と評価されています。
魯迅故里は魯迅にゆかりのある魯迅記念館、魯迅故居、三昧書屋などを整備した
エリアです。
全面写真は無理でした。
次から次へと並んで写真を撮るので順番が回ってきません。
入り口は右側の方にあったのですが、まっすぐ歩いて行ってしまいました。
最初に三枚書屋に入りました。ここは免費(無料)でした。
実は説明を読むのがめんどくさいし
中国語でわかりそうでほとんどわかりませんでした。
でもこの軸は越王の句践が呉に負けて「臥薪嘗胆」して復讐したと
あったので写してきました。
詩吟でも赤穂浪士の四十七士の歌の最初に「臥薪嘗胆」が出てきます。
外に出ておなかが空いたので適当な所に
座って持ってきたパンを食べ飲み物を飲みました。
どこで何しても気にしなくていいのが中国のよさです。
思ったより寒くなく半袖でも十分でした。
町並みはこんな感じです。
左側は売店が続きます。
水路が取り囲んでいます。後でこの黒い船に乗ります。
この船は鵜縫船といって船頭さんが上手に足でこぐ船です。
この後入場料のいる魯迅故居の方へ入りました。
中はとても広く左右対称に部屋が続きていました。
同じような部屋がいくつもありました。
寝室や台所、刺繍をする部屋などあり、
全部土間なので冬は寒いだろうなあと思いました。
下の写真は刺繍室と書いてありました。
次は魯迅博物館では魯迅の関係のものが並べられていました。
だんだん疲れてきて読むのがだんだんつらくなってきました。ははは!!
魯迅の言葉で一番印象に残った額です。
同じような部屋ばかりの上
中国語がよくわからないけどでも広さと
書家の素晴らしさはよくわかりました。
次にこの後紹興市の名前にもなっている紹興酒の店に行きました。
どこに行っても町中紹興酒を売っています。
ここで試飲して二本80元のものを買いました。
試飲の時はおいしかったです。空瓶がきれいに並べてあります。
次にここで先ほどの水路から小さな小舟に乗りました。
船に乗って大きな水路に出て街を回ってくれるのかなあと思って乗ったのですが
残念ながら街の中を少し行ってまた元に戻ってきました。
入場口で説明があったんですが完全に誤解していました。
写真ではきれいに見えていますが、水は汚いです。
街の橋の下を通るときは頭を下げないといけません
スリルがありました。
景色も悪くちょっとがっかりでした。
魯迅の故里の見学を終えて博物館の前を通りました。
今日は博物館はパスです。
先ほどパンを食べたのですがおなかが空いたので
ラーメン屋さんに入りました。
内容はわからないけど、あてもんです。
とにかく注文して出てきたのがこれです。
肉もスープもとてもおいしかったです。
船に乗っていた時に見えた「沈園」に行きました。
ここは南宋時代の豪商が作った庭だそうです。
後から考えたらここは夜ライトアップされて劇が模様されるところなので
よる来ればいい所でした。
庭はすてきな所でした。花蓮が咲き終わっていたので残念です。
秋の花もなくすごき寂しかったです。
入り口の屋根の所にいっぱい飾れてていました。板の所に願い事が書かれていました。
沈園の売店でなぜかワンピースのポストカードが売られていました。
ぐるりと一回りしました。なかなか素敵な所ですが水が汚い。ちょっと興ざめです。
広いので疲れたので今日はこれくらいにして帰りました。
もちろんタクシーで帰りました。
夜は昨日の食堂の隣の食堂で夕食にしました。おいしかったジャガイモ料理です。
四人そろうとどこでもおしゃべりに花が咲きます。
夕食後は四人でホテルの部屋で宴会です。
寝るのを悪れるぐらい次から次へと話が出てきます。
なかなか充実した一日でした。
水と空気がきれいなら言うことなしなのにね。
車が多く排気ガスもすごいです。
街も見た目はきれいですが、排水などの処理がまだまだだと思います。
水路にゴミを捨てていました。
青空は最後の日に少し見えました。
空気は悪かったですね。