「伝統×空想×技術」ー革新してゆく関西文化ー
2016年 01月 25日
伝統×空想×技術 ー革新してゆく関西文化ー
を聞きに行ってきました。
十月から始まったはびきの大学の講座を受けに行った時に
講師の先生が持ってこられたチラシを見て申込みました。
この冬一番の寒さにもめげず、着込めるだけ着込んで出かけました。
会場は山本能楽堂でありました。
初めて行くところです。こじんまりした素敵な所でした。

伝統的な建物と思っていたので、きっと寒いのではと思っていたのですが
床暖房が聞いていて足元が温くて気持ちよかったです。
設備も最新のものになっていました。
正面の席がいいと思って座ったのですが、ちょっと前の人の頭が邪魔に
なりました。

一部は講演「古き」と「新しき」を包括する関西文化
二部は新作狂言「勘当息子」
ブラック・ジャックが登場する新しくそれでいて伝統がしっかり守られた
狂言でした。はっきり聞き取れ内容もよくわかる楽しいものでした。
三部はパネルディスカッションで
ロポット博士の石黒氏
観世流能楽師の梅若氏
漫画研究家の竹内氏
乙女文楽の吉田氏
とそれぞれ分野が違う先生方の面白いお話が聞けました。
最先端のロボットの石黒のアンドロイドは先生の代わりに
現在チリで講演をしているというびっくりするような話を聞きました。
京都には漫画ミュージアムがあるが大阪にはありません。
乙女文楽もフランスから公演の依頼をあり公演するのですが
大阪で始まったものだけど今は東京が本拠地になっているとのことでした。
能と文楽のコラボレーション等の試みは成功しているそうです。
いろいろ知らないことやこれからの大阪からの文化の発信のお話
興味深く聞きました。
でも、大阪からと言いながら自治体自体の応援がないのが悲しいなあと
思いました。
三時間に渡っての催ししんどかったけど有意義な時間でした。
いつもはまったく混まない映画館ですが、満席で予定の回は見られなくて
次の映画になってしまいました。
台湾の九份へ行った時から、気になっていた映画でした。
暗くて、あまり好きな映画ではありませんでしたが
後々じ~~んと思い出される映画かもしれません。
日本の統治後の台湾情勢といったところでしょうか。
社会主義者?かなんかよくわかりませんが
どんどん逮捕されて殺されていきます。
台湾のことって、あまり知らなかったなあと改めて考えさせられました。