「戦地からの手紙」父と日中戦争 紅谷章子編

 正月がきたかと思ったらもうすぐ節分がきます。
日がだんだん長くなっていくのは気分がいいものです。
昨年は小説ばかり読んでいました。
家の近くにブックセンターがありネットで予約し取りに行きます。
昨年本屋さんの代表の方が図書館に新刊は一年ぐらい並べないで欲しい
という申し入れをしたという話を聞きます。
むつかしい、複雑な問題と思います。
私も勤めていたときは、新刊は必ず購入していました。
図書館を利用することはほとんどありませんでした。
しかし、退職すると同時に図書館を利用することになりました。
最近は特に気に入った本とか学習書以外は図書館に頼っています。
昨年は新刊小説追っかけで86冊読みました。
住民税の元をとっている感じです。ありがたいことですが?

昨年から読み残している本の一冊に
「戦地からの手紙」父と日中戦争 紅谷章子編があります。
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編者の紅谷さんとは5月に韓国中国 日清日露の戦跡を訪ねる旅で
ご一緒になりました。
その時に紹介していただいた本です。
紅谷さんのお母様がお亡くなりになり遺品整理をされている時に
お父さんが戦地から父親宛に送った手紙や遺品が一包になって
出てきたそうです。
それを彼女が妹さんはじめ多くの方のご協力で一冊の本にまとめたものが
この本です
内容はお父様が召集されて中国国内を行軍し、その先から主にお父さんあてに
送られた手紙を年代順に整理され、小畑先生の注釈をつけながら
現地で怪我をし内地に帰ってくるまでをまとめています。
筆まめなお父様で、忙しい中にも定年なお手紙が並び、すごいなあと思いました。
写真なども保存されよくわかります
読み進めるうちに、戦争がなんと惨たらしいものかよくわかります。
兵隊さんに本来国が用意すべき衣食住までも家族に頼り切っている様子が
よくわかります。
食べること、着ること、住むこと命の根幹にかかるとこも個人任せに
する、ひどい状態、の中で大勢の人が死んでいきます。
加害者にもなり被害者にもなりうる状態。家では普通のお父ちゃんが
戦場では鬼になるんです。
中国の人たちのことも出てきます。通常は普通に話していても
戦闘になると全く違ってきます。
戦争ほど汚く酷いものはないと実感できました。
今またあの70年前の悲劇を忘れて、戦争を推し進めようとする人たちが
います。
一人の力は弱いようだけどみんなと力を合わせて
自分ができる戦争反対を進めていく
気持ちを新たにしました。
皆さんに読んで欲しい一冊です。
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Commented at 2017-12-23 12:30 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yukinachan55 at 2017-12-23 22:26
> 誤字さん
変換間違いです。ありがとうございます。
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by yukinachan55 | 2016-01-22 13:14 | 読書 | Trackback | Comments(2)

最初の第一歩 毎日一つ感動


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