万博公園の花たちと民俗博物館
2014年 07月 08日
他の花たちもしっかり咲いていました。
天気予報では夜から雨だったのですが、空を見上げると
お昼からぐらい降るかなあと思いました。
入場券を買って、入るとまずはやはりこれです。
いつ来ても、ど~~~んと迎えてくれます。
アガパンサスの花が小花と一緒に咲いています。
広場ではフリーマーケットが開かれています。
入るのには300円の入場券が必要です。
雨が降らなければいいがなあと思いながら
眺めるだけにして、日本庭園に直行です。
池の前の黒松と向かい側の芝生の丘が緑に囲まれて
すてきな空間を作っています。
くちなしの花がまだ残っていました。
いい香りがします。
このような白い花は枯れると茶色になります。
むくげの花は暑さに負けずこれからのしっかり咲くでしょう。
春に樹いっぱいに白い花をつけていたしだれえんじゅの樹に
実がいっぱいついていました。
泰山木の白い花もまだ健在でした。
梅に始まり、桜、藤、つつじ、ばら、花菖蒲、アジサイ、花蓮と
次から次へと毎年咲いては散っていきます。
そのたびに、花はいいなあと思いながら眺めています。
もう少し庭園を歩こうと思ったのですが、
ここで雨が降ってきました。
雨でも見学できる民俗博物館に入りました。
最初案内の機械を貸してもらったのですが、なんかうっとうしくて
すぐに返しました。
博物館は見るところがいっぱいあって読まないといけないので
疲れます。
自分が気に入った写真だけ載せます。
なんか全く分からなかったものです。棺桶だそうです。
木彫りの男と女
骸骨の演奏
大きさでは負けていない日本のものです。
みんな、どの地域か説明がついていたのですが、ちゃんと見ていないのと
忘れてしまいました。ごめん
最後に多みんぞくの街・新大久保物語
生まれ育った者の視点から
研究戦略せんたー助教 菅瀬晶子さんの講演を聞きました。
・ 新大久保で生まれ育ったご自分のこと
・ 新大久保および新宿の歴史的背景
・ 新大久保「イスラーム横町の形成
・ 拡大するハラール市場
・ パレスチナ研究者として日本の多みんぞく化と
排外主義をどう見るか?
という話をしてくださいました。
初めて聞くことが多く、おもしろく新しいことを知ったという
思いです。
新大久保というと韓流の街としか知りませんでしたが
大阪で特に身近ではわからないけど、
多くの外国人が日本に来て住み始め、
お互いの立場を知り、理解しあわないといけない状況があり
これからも、どんどんそういう状況が日本の中で広がっていくこと
特に、私には全く縁がないムスリムの人たちの
肉を食べない、そのために自分の国から食べるもの(ハラール)
を輸入し暮らしていたのが、だんだん日本人の中に浸透していること
食べることに制限がない私にとっては、別の世界の話でした。
習慣や宗教が違う人たちとどう向き合うか
先生の経験から来るお話でとても参考になり面白かったです。
傘を入れてくるのを忘れ、帰りは雨に濡れながら帰りました。
充実した一日でした。