冬の韓国ソウル旅行五日目 省谷美術館、ミュージカル「静かにきて」「洗濯」
2013年 03月 03日
十二時に友人演劇鑑賞の大先輩と約束があるので
まずは十時からソウル歴史博物館の近所にある省谷美術館に行きました。
美術館に着いたら十時五分前です。
十時にチケットかってまずは「呼吸」という展示会を見ました。
春の息吹とか肖像画の小さいのを貼り付けて描いたゴッホの絵とか
それなりに面白かったです。
バックに大人が並んでいて子宮の中に命が育っている少し
気持ちの悪い絵があったので、係りの人に難しいねと聞くと
これらの絵は「四川大地震がテーマ」です。といわれて
今日にわからなかった絵の内容がわかりました。
日本もすごい地震と津波があったんですという話をしました。
次に「プサンから」という展示会でした。
抽象画はよくわからなかったですが
墨絵のプサンの山と街の絵は圧巻でした。
45分ぐらいで見終わりました。
歩いてイルミン美術館に行ったのですが、お休みでした。
韓国は3月が年度変わりなのでお休みの所がおおいようです。
途中の本屋さんでまたまた一冊買ってしまいました。
十二時少し前に待ち合わせ場所に行き
二人で南部ターミナルまで地下鉄で行き会場の芸術の殿堂へ行きました。
ミュージカル題名は「静かに来て」
チェジュドのお話です。
会場はとても素敵な見やすい会場でした。
お話はチェジュドへ赴任してきた堅物のヤンバンを
有名なチェジュドのキーセンが誘惑をして物に出来るかどうか
賭けをします。
キーセンは自信たっぷりで誘惑して落とそうとします。
その時に「静かに来て」と歌います。
誘惑に負けて彼女にのぼせてしまうヤンバンは変装して彼女の
所に静かに行きます。
漁民はじめ島の人たちはこのヤンバンをからかうために
みんなしてだましてからかいます。
ここら辺が面白く、最後はハッピーエンドの終わります。
昔の美空ひばりが出た映画のような感じがしました。
ちょっと消化不良のようなところもありましたがそれなりに面白かったです。
最後に舞台の上のチェジュドの象徴トルハルバンです。
四時半に終わって地下鉄で移動します。
今度はグリーン劇場でおこなわれているバルレ「洗濯」の
ミュージカルです。
今回で三回目です。
この劇場で洗濯のミュージカルが上映される最後の日でした。
田舎からソウルに出てきた女の子とモンゴルから来た青年の
恋の物語で、近所に住むおばさん、おばあさん、そして
働く仲間達の高いに助け合っていくお話です。
派遣の問題や、外国人労働者の問題、障害者の問題など
年が抱える問題を洗濯する様にとにかく手足を使って洗濯して
ぱっと乾かして元気に前を向いて歩こうというミュージカルです。
終わってからスンデ汁とご飯を食べながら友人と
今日の二本のミュージカルの話に花が咲きました。
ひとりで見るのもいいですが、気のあった者同士で見て
あとでわいわい感想述べ合うのも楽しいです。
帰りの地下鉄で次回の公演のポスターを貼っているのに出くわしました。
「あの日々」です。
これも又見に来なくてはと思いながらホテルに帰りました。
今日も朝から充実していました。