韓国ソウルで遊学三十五日目・仁川、月尾島公園散策
2012年 10月 07日
仁川というと空港のすぐ近くかと思っていたのですが、空港は独立した島の中にあり
仁川の町は離れたところにあります。
というより先に仁川の町があって後で空港ができたということです。
下宿の新村から地下鉄に乗って市庁で一号線に乗り換えます。
地下鉄とJRが乗り入れしている線です。
すぐに地下から出て窓の外が見えたので気分は良かったです。
一時間十分で仁川駅に着きました。
各停なので遠くへ来た様に感じました。
後で下宿のおばさんに新村から仁川までバスが出ていることを教えてもらいました。
次回はバスで行こうと思います。
駅から降りるとすぐ前が中華街でした。
日本から来た友人としゃべりながら見学するので写真を撮るのを忘れました。
昨日空港の案内所でもらった観光案内図を頼りに何も考えずにぶらぶら
歩き、ベンチがあらば座って休憩して、お菓子を買って食べながら歩きました。
壁に書かれた線画がきれいでした。
階段を登っているとかわいい子坊主さんがいました。
階段を登ると韓米友好の記念の建物というかモニュメントと言うものがありました。
下から写すと奇怪なようでした。
友好なのか繋がれているのか?
自由公園につきました。マッカーサーの銅像がありました。
戦争の時には仁川に上陸したそうです。
公園の中は西洋式庭園になっていてきれいに花がさいていました。
私の好きなアプリコットネクターのバラが印象的でした。
平和な風景です。
自由公園から見た月尾島です。島でなく繋がっています。
ぶらぶら歩いて三国史の壁画のあるとおりに来ました。
新しいのか彩色もとてもきれいでした。
桃宴の誓いから始まっていました。
一応、吉川英治の「三国志」を読んでいたので、ああこれは劉備や、関羽や、諸葛孔明や
曹操や、等と確認しながら見て歩きました。
私は諸葛孔明も好きですが、曹操も好きなんです。
こちらは「赤壁の闘い」から始まっているいます。
仁川は中国とのお付き合いも多いようです。
青島市から寄贈された孔子像です。
その後もぶらぶらと歩きました。陽射しはきついけどぶらぶら歩きには適した温度です。
あちこちで昼寝をしているのを見かけました。
大きな建物があってレストラン化と思ったら韓中友好会館でした。
中国と韓国の展示がありました。韓国の青磁が素晴らしかった。
お昼になったのでジャージャー麺を食べました。
入った食堂ではみんなジャージャー麺を食べていました。
これは失敗でした。
月尾島公園で刺身を食べればよかったと後悔しました。
駅前の観光案内所に寄ると何も言っていないのに
日本語が出来る方が飛んできてくれました。
月尾島公園にはタクシーでワンメーターでいけるそうで
てっぺんまで上りたいというとタクシーの降りる場所も教えてくれました。
とても親切です。感謝感謝。
公園はとても広くあちこちに休む所があります。
特に東屋の板場に上がって休憩したり昼寝したりとゆったりしてます。
塚のようなもので上まで上がれるようです。
韓屋があってそこでは上がりこんで風とおしのいいところで足をのばして
ごろりとなったり、偉い人の座った座布団の上に座ったりと時間に関係なく
ごろごろしました。
こちらは再建した農家です。
ここまでは良かったんですが、月尾島のてっぺんから仁川空港までの橋、とか港を
見たかったので、がんばって登りました。
急な階段を一気に上らなければなりません。
ああしんど、途中写真撮る元気ありませんでした。
さっきまでゆったりしすぎて力が出てきませんでした。
とにかく何とか頂上までたどり着きました。といっても200m足らずの丘です。
てっぺんから見た橋なんですが、左にちょっと見えていますが
ガスっていて写真では無理みたい
周りに野菊やむくげなどの秋の花が咲いていました。
ススキ越しに見る港です。
本当はこの展望台にいく予定だったんですが、
今いる所から下に見えているし、なんか足がだるくて行く気がしなくなり
見るだけにしました。
頂上付近の売店でジュースと水を買って、中華街で買った煎餅を食べました。
ベンチで休むと又動きたくない。
と、下から遊園地の電車みたいなのが上がってきました。
あんな便利なものがあるんやと思ったけど、それには乗らずに歩いて降りました。
途中で男の子二人が松ぽっくりを集めているんだけどもちきれなくてぼろぼろ落としています。
リュックの中からビニール袋を出して、「これ上げる」というと
ちょっとびっくりしたようだったけど、「カムサンニダ」と答えて喜んでもって行きました。
途中で周回道路に入ったようで引き返し下に降りる道を、これまた急な階段を
降りて海岸通に出ました。
派手なカラオケ大会やっていました。
ここで刺身が食べれたんです。
次回誰かと来る時は絶対に刺身を食べよう。
冷たいマッコリの店です。大きなどんぶりに入れて飲んでいました。
ベンチに座って海を眺めているアジュンマ二人何をはなしているんでしようね
周囲の店を見たり、海を眺めながら歩いていると丁度私たちの前のおじさんとおばさんの
歩いている所から噴水が噴出し、おばさんはびしゃびしゃ、おじさんは真ん中に取り残されて
大変でした。何の前触れも無く出る所がすごい。
しばらく良くと音楽にあわせて出る噴水がありました。
ここではこども達がびしゃびしゃになりながら遊んでいました。
ここは遊園地にもなっていて家族連れやアベックなどが多かったです。
大きな舞台がしつらえてあって、もうすぐするとイベントが始まりそうでした。
私たちは適当な所でタクシーをひらって仁川駅まで帰りました。
帰りは乗換駅を換えて帰りました。
今日はソウルの田舎でまったりした時間を過ごしました。