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最初の第一歩 毎日一つ感動


by yukinachan55
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映画 「鬼火」 原田芳雄主演

 今日は映画の日シネ・ヌーボで上映されている
難波の映画大特集50本一挙上映ということで7月23日から9月2日まで
開催されています。
見たい映画もあったのですが、結局今日になってしまいました。
先日無くなった原田芳雄主演の「鬼火を」見ることにしました。
主人公(国広)が田んぼの中の墓参りのシーンから始まります。
殺人で出所して最初に殺した人の墓参りのようです。
田んぼのシーンがきれいです。
出所して転がり込んだのはゲイの坂田の家です。
ヒットマンとして使われた組は解散してしまったようです。
国広を兄貴と慕う谷川の誘いを断って真面目に働こうとします。
工事現場で働くシーンは大阪ドームの工事現場のようでした。
バーで知り合ったピアノ引きのアルバイトの麻子との付き合い。
宮沢賢治の風の又三郎を愛読したり、ピアノ曲もよく知っている
インテリやくざの面も持っています。
やくざ屋の運転手をしても、真面目に働こうとしますが
結局、ヒットマンとしてのやくざからは抜け出せないようです。
刑務所での経験を生かした印刷所の仕事が少し続くのですが
麻子さんの願いをきいたり、谷川の立場を考えたりして
結局は又人を殺してしまいます。
彼女を心配するあまり、かっとなって殴ったり、
印刷所の親父さんとの将棋に負けてかっとなったり
普段は静かに押さえているけどどうしても出てしまいます。
真面目に生きようとしても出来なかったやくざのお話です。
最後に麻子さんと過ごす、学校の講堂の中のピアノの演奏
プールで泳ぐシーン、なんか滅茶苦茶きれいでした。
原田芳雄は背広姿もかっこいいけど、ティーシャツ姿とか
野球の服とかすごく似合っていました。
谷川役の哀川翔、明神役の奥田英一懐かしかったです。
ゲイ役の坂田さんがかわいそうでした。
麻子さん役の女優さんはつらつとしてきれいでした。
やくざ映画は基本的にあまり好きではありませんが
大阪の情景とあいまって面白かったです。
最後は草むらから見た淀川を渡る鉄橋でした。
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by yukinachan55 | 2011-09-01 00:29 | 映画 | Comments(0)