葛城古道(風の森から御所まで)歩きました。
2010年 11月 07日
大阪阿部野橋から御所→バスで風の森で下車します。
御所駅から風の森に行くバスは9時47分しかありません。
この乗り場が御所駅から少しはなれたところにありちょっと迷いました。
バスは八木から来て新宮まで行くバスです。
一度十津川に行く時に乗ったことがあります。
御所から15分ぐらいでつきます、ここから金剛山・葛城山の麓を
あるいて御所まで帰ります。10kmあります。
まずは風の森バス停から金剛山の麓を目指して歩きます。
田んぼのあぜにえのころ草が光っていました。
秋というより春の感じです。小春日和がぴったりときます。
まずは高鴨神社に着きます。
ここは豪族鴨氏の氏神さまで広い敷地に大きな池があり
うっそうとした森の中にあります。
本殿は室町時代の建物です。
裏手に回るとお稲荷さんなどが祭られていました。
うっそうとした所に珍しい土アケビが実をつけていました。
ランの一種で漢方薬に使われるようです。
境内の池のまわりのもみじが紅葉し始めていました。
ここでゆっくりしてはまだまだ次があるので博物館はパスしました。
次の高天彦神社までのんびり田んぼの中の道を歩いていたら
近道だと地元おばさんが教えてくれた道を行ったら車道でこれは失敗でした。
この神社までは御所からコミュニティバスが走っていました。
私たちはもちろん急な坂を歩きました。参道の入口についてからが大変でした。
急な登りがありハイキングというより登山でした。
無事神社に着きました。
豪族葛城氏の氏神様です。
この横から金剛山に登る登山口があります。
民家の庭に紫式部が咲いていました。
ここからは御所方面の景色を見ながら金剛山を仰ぎながら
るんるん気分の古道歩きです。
橋本院の庭でお昼を食べました。ここは十一面観音様を祭っていました。
庭には十月桜が満開でした。
後ろには金剛山がどかっと見えます。
ここから山の中に入り急坂を下りました。
堰堤の上を震えながら歩いて又田園地帯に出ました。
からすうりがなっていました。
極楽寺によってユニークな鐘楼門をみます。
ちょっと足に疲れが出てきています。
ここからは大きな民家を見学しながら、柿畑の中を見学したりして
金剛山に別れをつげ、葛城山を望むようになります。
途中造り酒屋があり、買いたかったのですが、人がいずあきらめました。
名柄の街を抜けると一言神社におまいりします。
一言だけお願いしてきました。ここの境内の銀杏の木は樹齢1200年だそうです。
後九品寺の千体仏さまにおまいりしたりとだんだん疲れてきました。
夕方になって日差しが斜めになってくるとススキがきれいでした。
最初近くに見えていた金剛山が遠くになり、
葛城山の頂上がはっきり見えるようになり田園風景を楽しみながら
最後の六地蔵様のところ御所駅に向いました。
神社が多く入口で手をあわせるだけにして歩きました。
お天気もよく思ったより見学する所も多く
山登りのような所もあってとても楽しいハイキングになりました。
御所駅に着いたときにはどっと疲れが出ました。
久しぶりに10キロ歩きました。
帰りはビールで乾杯しました。
追加
疲れていたのか尺度の駅で、定期を落としたようでした。
乗り換え電車に乗っていたら駅で私の名前を読んでいると一緒に
行った人が教えてくれました。降りようと思ったらドアが閉まってしまいました
リュックの中を調べたら定期入れがありません。
次の駅でおりて引き返しました。乗客の方が拾って下さったようです。
助かりました。感謝でいっぱいです。
京都御所を思い出しますが、なにかそのようなものがあるのですか?
ゆきんこさんは、いつもお出かけが多く、つくづく私は出不精と思い知らされます。
でも、7(日)は誘われて、深川~人形町あたりをハイクしました。
芭蕉記念館、清澄公園、深川江戸資料館、、、、、
見どころの多い町で、歴史上の人物がおおくかかわっていて、時折タイムスリップしたような気になりました。
昨日は韓国ドラマにはまってパソコン開けませんでした。
御所(ごせ)と読みます。
奈良の西にあり葛城山の麓の町です。
古代に都があったり豪族が活躍した所で
古い遺跡がたくさんあります。
南にいくと飛鳥に続きます。
山登りも良いけど歴史を尋ねるハイキングも楽しいですね。
樹齢1200年の銀杏の木を眺めながら
その頃はまだ小さい木だったんだなあと思ったりすると
不思議な感じがします。