京都・愛宕山ハイキング
2009年 10月 10日
行き先は京都北西にある愛宕山(924m)です。
腰の調子も良くなったので、今回は大冒険の山登りハイキングです。
梅田から特急で桂で降りて乗り換えて嵐山まで行きます。
観光客も多いけどハイキング姿の人が結構乗っていました。
今回は足腰の調子を見ながらゆっくり登るので登り3時間
くだり3時間の計画です。
嵐山から登り口の清滝までタクシーを利用しました。(1280円)
清滝の清流です。紅葉には早いけど、緑がきれいです。
台風一過お天気はいいようです。でも10月の風は冷たいです。
愛宕神社の鳥居からさあ出発です。
上り初めから急登です。
愛宕山は登り初めから急坂が続きとにかくずっと登りです。
階段も多く、ゆっくりしっかり登らないといけません。
登り口から神社の入口あたりまで40に分けて目印に40分の一、40分の二と
しるしをつけてくれているのですが、なかなか半分まできません。
最初の休憩所は3分の1ぐらいのところになります。
登っている間は樹間を登るので、展望はほとんどありません。
下ばかり見ながら登っていて、上を見たらもみじが少し紅葉していました。
とにかくとにかく登っていきます。
台風のせいで木の枝や葉っぱが登山道にいっぱいでした。
どんぐりもたくさん落ちていたので拾ったら虫食いばかりでした。
途中で丁目ごとにお地蔵さんが迎えてくれます。
三分の二ぐらいから少しゆったり歩けるところが出てきますが。
それでも登りです。
あと1500mのしるしがあるところにきました。
ここは少し展望が利きます。
広沢の池がみえて京都市内が一望できます。
このあたりから冷たい風が吹きだして、足が冷えてきて
何か不安定になり、なんかの拍子に釣りそうになります。
あと500mあたりの黒門です。
だんだん自信なくしてきて足は痛くないのですが、なんとなく落ち着かないのです。
黒門あたりでここから降りようかと一瞬思ったのですが、
でも、ゆっくりゆっくり登って、やっと愛宕神社の登り口まできました。
あんなに晴れていた空に黒い雲がかかり、太陽がまったく見えなくなって、
冷たい風が吹いています。休憩所の温度計を見ると13度でした。
長袖とヤッケ着ても寒いぐらいでした。
足の調子がいまいちなので、愛宕神社のお参りはあきらめました。
一緒に来た人に『火の用心』のお札を買ってきてもらいました。
ここから上をあきらめました。
外のベンチでお昼を食べましたが、寒くてさっさと食べて下山にかかりました。
予定では、裏参道を降りようと思っていたのですが、
登りで相当疲れているので、登ってきた道をゆっくり降りることにしました。
途中で釣ったりしたら大変と慎重に降りました。
下りながら、ようこんな急坂登ったなあと自分をほめながら降りました。
登り2時間45分、くだり2時間ちょっとでした。
帰りはバスで嵐山まで出て保津峡の橋を渡りました。
保津峡の手前から見た愛宕山です。
帰りに時雨れて虹が出ました。
めちゃくちゃしんどかった愛宕山登山ハイキングでした。
でも、ちょっと自信つきました。
頂上の寺院も風情ありますし。