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「末裔」 糸糸山秋子著

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先日ブックセンターから借りてきた一冊です。
 それよりも糸が二つ並んだ「いと」という字がありませんでした。
仕方ないので糸を二つ並べました。
 「末裔」どんな内容かまったく想像できない本でした。
読み始めて、最初からこれはなんじゃいな?と
役所に勤める定年前の男性主人公が家に入ろうと思うと鍵穴がなくなっていて
鍵はあるけど、家に入れないという場面から始まりました。
彼は、妻をがんで失ってから家はゴミ屋敷みたいになっています。
息子は結婚して独立しています。娘は出て行ったきりです。
異次元の世界に入ったのか、本人の夢なのかわからないまま
話は進みます。
自宅に入れないままほっつき歩いていると昔奥さんに助けてもらった
という奇特な人が現れて、ホテルを紹介されます。
そのホテルも出て行かなければならなくなります。
出て行った後しばらくしてホテルを訪ねていくとホテルは影も形もありません。
不思議!
自宅はあいもも変わらず入れません。
そこで、昔おじが住んでいた変わった家を訪ねます。
電気、水道などは止められていたけど、住むことは出来るようなので
ここで、しばらく住むことにしてここから出勤します。
助けてくれた人のお告げとか、庭に住んでいる水を飲みたがる犬とか
何かの象徴みたいなものがあわられます。
なくなった妻を忘れて、生きていかなければならないのだけど
ぐずぐずして、何をする気もない主人公です。
おじが住んでいた頃のこと、いまだに生きているオウムなど
今までの家族との生き方、なくなった妻との生活を順に考えていきます。
まどっろこしいような、ちょっといらいろします。
おじの家に娘が現れてから急に現実の世界が戻ってきます。
娘とはまったく話も出来なかったのに、ここで顔を合わして
はなしてみると、父親の自分に対する反抗でなく母親に対する反抗だったことが
わかったり、彼女は彼女なりの生き方をしていることがわかります。
死んだおじの奥さんが娘が住むことを了承していたのです。
息子もそれなりに父親のことを心配しています。
自分とはまったく違った生き方をした音信普通の弟が
職場での唯一の味方と思われる女性を通じて現れもします。
おじの家から娘も仕事のために出かけ、自分も決心して
自宅に帰ります。
鍵穴はなかったけど、家の裏から入り込んで家の中にはいります。
彼の新しい出発が始まったと思いました。
最後に自分生きた証しの出発点の村を探しに出かけます。
ここら辺でなるほど「末裔」かと思いました。
夢が幻かわからない中の不思議な物語でした。
読み終わってから、家族のことをかいた小説だなあと感じました。
どこかふわふわした異次元の世界で遊んだような気もしました。
面白かったです。
by yukinachan55 | 2011-08-31 11:32 | 読書 | Trackback | Comments(0)

「ゆきんこさんのホームページです。」十周年

 2001年8月30日にはじめた「ゆきんこさんのホームページ」が
十周年をむかえました。
 最近はほとんど更新することもなく「ゆきんこ日記」のブログ更新のみに
なってしまっています。
 始めた時は右も左もわからずに回りの人にずいぶん助けられました。
カナダの旅行に行ったときに写真を載せようと思って作ったのがはじめです。
ソフトの使い方もわからずに苦労しました。
最初の頃は容量も少なく、いくらアップしても反映しないのでどうしたのかなあと思ったら
容量不足によることも多かったです。
アルバムの無料提供もいつの間にか有料になったりして、やめたくても
相当数のアルバムがリンクしているのでやめることも出来ず、なんか
割り切れないものを感じることもありました。
最近時間も経ったし、アルバムは解約しました。
ブロクの容量も多くなったし、ツイッターなど、その当時はなかったものが
たくさん出来てきました。
当時一緒に始めた仲間もだんだん少なくなってきています。
つたないブログですが、頭の体操、ボケ防止だと思って続けて行きたいと
思っています。
今日は、一人で画面を見ながらこの10年を思い出しながらいろいろ考えていました。
by yukinachan55 | 2011-08-30 23:11 | 思い | Trackback | Comments(2)

夏の終りの金剛山ハイキング

 久しぶりのハイキング金剛山です。
夏の暑さのためしばらくハイキング休んでいました。
今日は少し秋の感じがするので思い切って暑さに打ち勝つためにも
出かけることにしました。
阿部野橋から富田林へ 富田林から金剛バスで登山口まで
最近はバスで行く人が少ないのかいつも座れます。
正面道から登ります。
登る人より降りてくる人の方が多いようです。
堰堤を登りきった所で一回目の休憩です。
今日は以前来た時よりちょっと身体が軽いように思いました。
階段に使う木をかついで下りてこられた方に会いました。
ご苦労様です。
正面道はほとんど階段状になっています。
いつもきちんと整備されています。ボランティアの方のおかげです。
五合目まで一気に上りました。
ここでいつもウルトラマンに会います。
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ここから急な階段が続きます。体調よかったので勢いよく登りはじめたら
ちょっとふくらはぎに違和感が出てきてびっくり
スピードを緩めました。
調子に乗ったら駄目だと思って、慎重に登りました。
とにかくずうっと階段です。
退かされてもいいから、自分のペースで登りました。
何とか何事もなく頂上に着きました。
汗はすごく出ました。タオルがぼとぼとになりました。
身体の中のよけいなものが全部出たようです。
ついでにお肉もとけたらいいんだけど?
休憩所の前の温度計は22度を表示していました。
お弁当と食べて展望広場に行きました。
展望広場から見たシシウドの花です。
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夏が終り秋の訪れを感じます。夏の花から秋の花へと変わっていました。
頂上は大勢の人で、何かグループで遊んでいたので早々に退散しました。
お寺におまいりして、般若心経を上げました。
ブナ林をくぐって千早園地に出ました。
途中で咲いていたキンミズヒキソウです。
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赤いミズヒキソウも咲いていました。
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山ホトトギスの花です。まだまだ暑さは続いていますが、
山は秋に変わってきていますb0044296_936421.jpg


雲が多いなあと空を見上げていたら、ぽつぽつ大粒の雨粒がきました。
丁度千早園地に着いたところだったので、休憩所の前の木のベンチで雨宿りです。
このベンチがすわり心地よく、丸太の壁にもたれてちょっとお昼寝です。
すぐ止むと思った雨が急に雷がなりだして大降りの本降りになってしまいました。
こうなると動けません。
雷も雨もひどくなるし、外のベンチでは濡れるので中に入って休憩です。
いろいろ考えて雨具はもっているけど、ロープウェーで降りることにしました。
足にちょっと違和感があったし、無理することはないと決めました。
雨具を着てロープウェー乗り場まで歩きます。
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ロープウェー乗り場から見た山の景色です。
雲がきれいでした。雨はなかなか止みませんでした。
後は、バスに乗って富田林まで帰ります。
途中でお店によってビールで乾杯しました。
山の天候は変わりやすいです。売店のおばちゃんが最近はあ
毎日昼ごろに大雨が降っていると言っておられました。
久しぶりに思い切り汗をかいてすっきりしたハイキングでした。
by yukinachan55 | 2011-08-28 09:51 | ハイキング | Trackback | Comments(0)

映画「うさぎドロップ」

 三本目は大阪駅ビルの11階にある大阪ステイションシティシネマで上映されていた
「うさぎドロップ」です。
三本目としては明るい映画を選びました。
水曜日で夏休みで人であふれていたけれど涼しくなって人が落ち着いたら
いいロケーションの映画館です。
待合のいすもほどほどあります。
NO1の映画館でしたが、ゆったりしていて前の席もほとんど邪魔にならないです。
切符買う時は後の席の方がいいです。
 映画「うさぎドロップ」は広い田んぼの中の道から始まります。
主人公独身男性大吉君の実家でお葬式が執り行われています。
おじいさんがなくなったのです。この大吉君なくなったおじいさんそっくりなんだそうです。
庭で黒い服を着てはかなげにたたずむ女の子がいます。
この女の子リンちゃんが、はかなげでかわいくなかったらこの映画は成立しなかったと思います。
このリンちゃんが実はおじいさんの隠し子ということです。
親戚中がりんちゃんを誰が面倒を見るかでおおもめに揉めます。
ここで男気を出した大吉君が思わず僕がひきとります。と
言ってしまいます。言ったものの心の中では半分後悔です。
父親、母親、妹は大反対です。
何も考えずに引き取ります。
何も考えなかったら引き取れたのかもしれません。
引き取ったものの、働いている間に預ける保育所の問題から始まります。
まずは一時保育所に預け、最終的には大吉君の会社の近所の
保育所に預けることになります。
子育ての大変さを保育所の行き帰りで象徴しています。
実際はもっともっと大変なことがいっぱいです。
大吉君は仕事もよく出来、後輩から慕われるいいサラリーマンです。
でも残業続きでりんちゃんの面倒見れないとわかると
残業のない部署を配置転換を願います。
この発想は昔はなかったし映画のように簡単に行くものではないけど
男性でも子育て優先の考え方はいいですね
りんちゃんも誰が自分を保護してくれるかわかっています。
おねしょしたり、保育所の仲良しの男のこと一緒に保育所
抜け出して大騒ぎになったりと大吉君をあわてさせます。
大吉君自信失ったり、男の子のお母さんを慰めたりといそがしい。
リンの話から母親が誰かわかり、大吉は会いに行きます。
その間は彼の実家にリンを預けます。
父と母と妹がその間面倒を見てくれます。
母親に会うと仕事をしたいから、妊娠している時から
リンのことを子どもと思わなかったし、今も思っていないと
はねつけられます。
男性が子育てに積極的になったと同時に
仕事を優先し、母性を捨てる女性もいるんだということですね。
がっくりした大吉が実家に帰ってみると
母と妹と仲良くなってお遊戯会の練習をしているリンでした。
大吉が回りを見渡すと自分だけでなく周りのみんながリンを見ていてくれることを
改めて知ることになります。
でも、大吉が大きな勇気を出して名乗りを上げたからみんなが
協力できるのです
順番に出来ることではないんです。
リンの保育所でのお友達の男の子のお母さんと大吉君ちょっといい仲です。
お遊戯会は大成功でした。
お遊戯会のリンの写真を見た母親が泣くシーンはちょっぴりほっとしました。
職場の仲間もみんな優しくて、本当にホッコリします。
何もかもこんなにうまく行かないと思いますが
なんか心温まる映画でした。

映画が終わって、後のカップルが
「あの子、かわいいから、我慢できるけど憎たらしかったどうする?」
とはなしていました。

今日ははじめて三本見ました。
ちょっときつかったけど、三本とも喧しくなく思ったより疲れませんでした。
満足の一日でした。
by yukinachan55 | 2011-08-26 23:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画 「ヒマラヤ・ 運命の山」

 今日の二本目はシネ・リーブルで上映されている「ヒマラヤ・運命の山」を
見ることにして、一本目が終わったのが12時で、次が12時40分から始まるため
急いで移動です。
この移動が滅茶苦茶暑い歩道を歩いてトンネルくぐって12,3分かかります。
映画館についてチケット買ったら31番でした。
トイレに行って水とマフィン買って、いすに座って汗がおさまると待っていました。
ここから駅ビルの方を見ると工事中であまりいい景色ではありませんでした。
この映画館では一番前で見ることにしています。迫力あります。
 映画「ヒマラヤ・運命の山」は有名な登山家ラインフルト・メスナーが
1970年前人未到のヒマラヤの山「ナンガ・バルバート」の発登攀した時の話です。
映画の冒頭シーンは林立する断崖絶壁の岩山のすごいシーンがしばらく続きます。
このシーンを見るだけでも値打ちあるなあと思いました。
しばらくすると絶壁に取り付いている二人がクローズアップされます。
頂上直前でザイルが足りないという弟ギュンターの声をそれを無視してのぼりきってしまう
兄(ラインホルト)の二人が、登りきって抱き合うシーンから始まります。
二人は登山家を目指します。
教会のお墓の壁を伝って登りきって、神父さんに怒られる兄弟です。
父親は教師で父母とも心配しながらも二人を見守ります。
自信たっぷりでどんな所でも登りきってしまう兄と兄に追いつきたい弟の話です、
ヒマラヤのナンガ・バルバードの初登攀を目指す遠征隊長に招待されるラインホルトですが
ギュンターはは招待されませんでした。悔しがるギュンターです。
しかし、幸い遠征隊のメンバーの一人が辞退したために兄は弟を推薦し
二人で遠征隊に参加することになります。
遠征隊はパキスタンでキャンプのための荷物を現地人のポーターさんが運び
長い長い行列を作って山に入っていきます。
それを表情も変えず、見送っている現地の人たちの冷ややかな表情が印象的でした。
これでは、すごい遠征費用がかかると思いました。
カール隊長は今度の遠征で執拗なぐらい初登攀を狙い、特にルパール壁を
8標高差4800m富士山より高い) をこえるルートを選びます。
計画とチームワークを重んじるカール隊長と自信家のラインホルトとは最初から
まったく合いませんでした。
カールの指示通り動かない二人にチームは乱れます。
天候の悪さ、時間切れの要素も手伝って全体にぎすぎすしてきます。
最後のチャンスにベースキャンプからの指示で赤い信号弾が打ち上げられたら
ラインホルトが単独でアタックすると決定し赤い信号弾が打ち上げられる
本当は中止の青が打ち上げるはずだったようだ。
間違いだったようだ。
しかし、ラインホルトは単独アタックに出発する。
ところが下山の確保をするはずの、弟ギュンターがいつも兄に負けて
いつも二番手なのにあせってまともな装備も持たず
兄を追いかける、これがそもそもの間違いの元なんですが。
二人は初登攀に成功するが、下山の道を間違ってしまう。
途中で赤い信号は間違いで仲間が登ってくる。
彼らはラインホルトたちを見つけるが、そちらには登れないと言い残して
彼らの補助をしないで、兆条目指して登っていってしまう。
登頂を目指す方を選ぶ、仲間の中の熾烈なシビアな面が出ているシーンだった。
兄弟二人はそれでも寒さの中下山の道を探し続け、神がかり的な
ラインホルトの感で降りていく、あと少しというところで、ギュンターは
雪崩に巻き込まれてしまいます。
キャンプ地では後から行った仲間が登攀に成功し、カール隊長の願いは達したわけで
二人を待たずして、キャンプを解散して遠征隊を引き上げさせます。
ラインホルトは手足凍傷になりながら、死なないで降りるため
必死で降りていきます。途中現地の人たちに訴えるのですが
なかなか通じません。
途中助けてもらって運んでもらうけど、それもつり橋のこちらまで
つり橋は自分で渡れといわれます。
落ちそうになりながら渡りきるラインホルトです。
最後は遠征隊に会い、彼一人助かります。
この遠征をめぐって裁判が行われます。
アルプスの山を見ながら育った二人ですが、
ヒマラヤ遠征の前に母親がラインホルトにギュンターを必ず連れて帰ってね
と念を押されたのですが
両親とも泣き叫ぶこともなくじっと耐えていました
ラインホルト・メスナーはこの後十数回ここを訪れ弟の遺体を捜します。
ナンガ・バルバートに単独無酸素登頂も果たします。
すべての大陸の最高峰へも登頂します。
2005年にギュンターの遺体がみつかります。
カール隊長とはずっと平行線をたどったままの状態がつづきます。
雪山登頂のシーンでは誰の顔がわかりにくい場面があり
時々ヤッケの色で識別していました。
カール隊長の奥さんが始終冷静な態度でいたのが印象的でした。
とにかく山の映像がきれい、山好きにはお勧めの映画でした。
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二本目は疲れました。
おなかもすいてので地下のかつどんぶりの店に入って
遅い昼食を食べました。
美味しかった。この店の梅干がとても美味しくて今日も二つ食べました
さあ、帰ろうと思ったのですが、
JRの駅に行った時に大阪ステーション映画館は11階にあるので
11階からの景色はどんなものか興味あったし、映画館もどんなんかなと
11階に上がってみました。
そこで「うさぎドロップ」が丁度いい時間だったのでチケット買ってしまいました。
by yukinachan55 | 2011-08-26 16:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画 「一枚のハガキ」

 今日は映画の日です。
あれこれ迷って、まずはテアトル梅田の「一枚のハガキ」からです。
いつも満員になることはなかったので、10時ぎりぎりに行くと
まあ!なんと最後の一枚で最前列の席しか残っていませんでした。
横のチケット売り場では、この回は満員で次の時間までお待ちください
と言っています。
最前列はきついけど次の予定があるので、レッツゴーです。
「一枚のハガキ」は99歳の現役監督新藤兼人氏の最後の作品になると
宣言した作品です。
 映画の冒頭部分は中年の兵隊さんが講堂のようなところに
集められているシーンから始まります。
100人の兵隊さんの任地が上官が引くくじで決まりました。
森川はフィリピンへ松山は宝塚へ
100人のうち結局最後は松山ら6人だけが生き残ります。
松山と森川は宿舎のベッドが上下になっていました。
森川が松山に妻友子から来たハガキを見せて、もし生きて帰る事が
あったらこのハガキを読んだと伝えてくれと託します。
場面は変わって、森川の出征の時の様子になります。
山奥の貧しい家の前で、型どおりに近所の人に送られ出征していきます。
山の峠まで送っていく妻友子の姿が痛々しい。
そして、英霊と書いた紙一枚入っている白木の箱が
帰ってきます。
義父と義母は彼女にここにいてくれと頼むと同時に義弟との結婚を
承諾させます。素直に言うことを聞く友子です。
その、弟にも赤紙が来て戦争に借り出され沖縄に行かされます。
兄と同じように送られて、また白木の箱で帰ってきます。
その後、義父が倒れ帰らぬ人に、義母も後を追います。
森川の家のシーンが淡々と続きました。
一方松山は復員してみると、家はしまったままおじの話によると
彼の戦死の誤報が流れ、父親と妻が出奔してしまっていました。
妻に会うことはあうが、最後に言った言葉は「父を捨てたら殺すぞ!」
でした。
何もする気力もなくだらだらしていた松山が何もかも捨てて心機一転
ブラジルに行くことにします。
その準備をしている時に森川から頼まれたハガキが出てきます。
家を売った金を持って友子に会いに行きます。
二人の夫と義父も義母も失ってしまった友子が野垂れ死にを覚悟に
戦争を恨むと言って暮らしていました。
友子にあった松山はくじ引きの話をして森川はフィリピンに行く途中潜水艦に
沈められ海のそこにいると伝えます。
あなたはくじ運がよかったのかと叫ぶ友子です。
囲炉裏を挟んで、淡々と事情を説明する松山と貧しいけど幸せだった
森川との生活を興奮しながら話す友子です。
何でこんなことになるのか、本当に理不尽な話です。
お国のために戦争に行って命を落としたけど、この貧しい暮らしを
見るとお国は彼らのために何をしてくれたのかと腹立たしい気持ちが沸き起こってきます。
森川は最後の話とハガキを持ってきてくれた、松山に最大限のもてなしをします。
村の組長も絡んで、話が進みます。
何もかもあきらめた新天地に向う松山に一緒に連れて行ってくれと頼む友子です。
いったん承知して、位牌も家も燃やしてしまい出かけることにするのですが・・・・・。
ここに残り焼け跡を畑にし二人で生きていくことにします。
畑を耕し、種をまいて、芽が出て、水をやり、育てて生きます。
最後には実をつけます。
くじで命のあり方を決める、それも選択の余地はまったくない、戦争末期の
死ななくてもいい人間がどれだけいたか。
松山が戦争はまだまだ終わっていないと叫ぶシーンがあります。
むごい、理不尽が事があっても時は流れます。
時間は止まることはなく、どんなにしても生きていかなくてはいけませんし、
生かされています。
麦畑の麦が実っているシーンが、新しく始まる希望を感じさせました。
平和が当たり前ではなく築き上げられたものだと深く感じました。
戦闘シーンも出てこない映画でしたが戦争が絶対駄目だと
強く強く感じさせられた映画でした。
大竹しのぶの体当たりの演技がよかったです。
by yukinachan55 | 2011-08-25 19:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)

「プリンセス・トヨトミ」 万城目学著

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「プリンセス・トヨトミ」 万城目学著を読みました。
映画は見ました。
先日ブックセンターにリクエストしたらすぐに来たので読みました。
小説のほうが大阪城の歴史とか内容とかが詳しく書かれていました。
大阪城の地下に大阪国の議事堂があるという発想がやはり面白いですね。
映画と小説では主人公の三人松平、旭、鳥居のキャラクターが違っていました。
松平は変わりませんが、小説では旭が女性で鳥居が男性でした。
わたしは映画のキャラクターの方が好きです。
小説の章ごとに挿絵が入っているのですが、
それがとても素敵です。
空堀商店街はわたしも知っていますがそのとおりです。
主人公の大輔君が毎日願いを込めてお祈りした榎大明神も本当にあるような気がします。
中学生の大輔君と茶子ちゃんの友情が横糸で
三人の会計検査院と大阪国の対決が縦糸かな?
発想はとても面白かったです。
前半はスピードもあって面白かったのですが
後半はちょっとくどくなったような気がします。
大阪国は大人の男だけの世界だということですが
最後に女はすべて知っていて知らん顔してるんやという
落ちでまあいいかと思いました。
小説に出てくる地名や大阪の名所を回ってみたいと思いました。
大阪城は梅の時、サクラの時をはじめ、年に何回かいって
楽しんでいます。
千本の渡しは小学生の時に乗って津守から大正区の
大運橋まで行きました。
まだ健在だということで一度乗ってみたいと思います。
空堀通りのお好み焼きさんは一年に一回
友人が近くの社会福祉センターで花の展覧会をするので
その帰りみんなでそろって食べに行きます。
5,6人でセット料理を食べるのが楽しみの一つになっています。
古い建物もこれからは気をつけてみたいなあと思っています。
今、西九条のシネ・ヌーボ映画館で大阪を舞台にした映画の
上映が行われています。
9月3日までなんですが、何本が見る予定にしています。
映画と小説で「大阪」を再発見しました。
by yukinachan55 | 2011-08-23 23:32 | 読書 | Trackback | Comments(0)

淡路島の夢舞台・ひまわりの花

 夏の一番暑い盛りに淡路島夢舞台のひまわりにあってきました。
最初は花さじきのひまわりに会いに行こうと思ったのですが、バス停から
タクシー利用になるのと日陰がないのが怖くて夢舞台の公園のひまわりにしました。
 朝方は曇っていたので、ラッキーと思ったのですが、
なかなかどうしてお昼からはばっちりと晴れてきました。
JR舞子で降りて高速バスに乗って明石大橋を渡ります。
土日は30分に一本あるバスも、平日は1時間に一本になります。
そのために30分以上待ちました。
バスに乗ると12分ちょっとで夢舞台に着きます。
さすがにバスを降りて公園に入っても人はほとんどいません。
暑さに負けず百花壇の一番上まで登りました。
ここはキク科の花が一年中咲いています。
マリーゴールドが勢いよく咲いていました。
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ここのひまわりはオレンジr色にちかい八重の花が一番元気でした。
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黒いひまわりはちょっと不気味です。
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公園のあちこちに鉄砲ゆりが咲いてきました。
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もう一枚
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ヒャクニチソウの種類がけなげにさいていました。
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紫色のかわいい花が咲いているのですが、花の名前を見るのもしんどいぐらい暑いです。
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公園の高台から池を望んだ一番好きな場所から取りました。
残念ながら花は終わっていました。
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池の周りにはかわいい小さな花が整然と並べてさいていました。
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お目当てのひまわりです。
終わったのもありましたがさすがに夏の花きれいに咲いていました。
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本当に暑く、じっとしていても汗が滴り落ちる暑さでした。
でも、元気で花にあったきました。
最後に明石大橋です。
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もう一枚です。
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この写真を撮った後雨が降ってきてサウナ状態になりました。
舞子駅付近はいい季節には散歩する所がたくさんありまつ。
今日は暑さにも負けずつりをする人がたくさんいました。
これで夏休みは一応終わりました。
by yukinachan55 | 2011-08-17 15:25 | お出かけ | Trackback | Comments(2)

「バッテリー1」(배터리 )あさのあつこ著 韓国語版

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 5年前に韓国語学習のためにソウル新村の学院に一週間勉強に行った時に
大きな本屋さんにみんなに連れられ行った時に買った本です。
一巻から六巻まであります。その頃はまだ読む自信がなかったので一巻だけ買いました。
「バッテリー」の本の韓国版があるのが珍しく思ったのをおぼえています。
 ずっと積読だったのですが、本の整理をしていたら出てきたので、読み始めました。

本の題名は知っていたけど、小説は読んでいないし、ドラマ、映画も見ていません。
内容は父親の仕事の関係で岡山の新田市の田舎の町に引っ越して来る所から始まります。
おろち峠を越えてやってきます。
母親の父と同居することになります。
主人公の名前は다쿠미(巧)で弟が세하(青波)です。
韓国語で書かれた名前は難しい。
おじいさんの家には大きな梅ノ木があって満開でいい香りが漂っています。
おじいさんは昔野球部の監督で甲子園に何回も行った経験があります。
野球どっぷりの人だったので巧の母親とはあまりいい関係ではなかったようです
昔、巧が小さいときにここでしばらく育ち、なくなったおばあさんが好きだった
アジサイの花がないことに気づきます。
おじいさんに尋ねるとおばあさんがなくなったあくる年に涸れてしまったそうです。
巧はこの春に中学校一年生になります。
野球部のピッチャーで自信たっぷりの少年です
毎日欠かさずやっているランニングの途中で迷子になりそこで
その後バッテリーを組む고(豪)と運命の出会いをすることになります。
豪は医者の息子で親が将来は医者になって欲しいと思っているので
野球をすることには大反対です。
豪は常に冷静で、回りの人のこともよくわかり、後輩からも慕われる
明るい元気な少年です。
二人は意気投合して、豪は私立中学校へ行かず地元の学校に行くことになります。
二人の少年の出会い、その仲間達との出会い、
巧の弟の野球に対する気持ちと身体が弱いため母親は猛反対する。
そういうことが巧がいることによってもたらされることになると
両方の母親からやめさせてくれと懇願される巧です。
巧の弟が野球の練習の後一人で帰らせたのに
帰ってこず、豪と二人探しに行きます。
夜の池の周りで探索は大変で
弟は案外冷静で見つかるのですが
巧は誤って池にはまってしまいます。
ここでも巧と豪の正確の違いがとても面白かったです。
少年達の細やかな感情を丁寧に描写していきます。
巧と豪との付き合いの表現は中学生とは思えません。
互いに野球をすることで一巻は終わっています。
韓国語版ですが、韓国でかかれて小説でなく
日本の小説を韓国語で翻訳しているので、情景や
気持ちの持ち方などはスムースにわかるので読みやすかったです。
漢字語も多く、何箇所か花の名前等辞書を引いたほかはほとんど
辞書無しで読みました。
野球用語もそんなに難しくなかったです。
次回韓国に行った時、気が向けば二巻買います。
by yukinachan55 | 2011-08-15 21:11 | 読書 | Trackback | Comments(2)

奈良燈花会

 今年はお盆の時期に旅行に行かず家にいるので
奈良公園を中心に行われている奈良燈花会を見に出かけました。
ろうそくの点火は7時から始まります。
少し早く出かけて、いつものお好み焼きやさんで夕食を済ませました。
奈良公園の順路は猿沢の池からになっているので池の周りは
人がいっぱいです。浴衣姿のカップルが多く、夜のためか若者の姿が目立ちました。
猿沢の池をパスして、興福寺のライトアップから出発しました。
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このあたりも人が多く、その上鹿が煎餅をもっている人を追いかけるので
ここら辺もバスして公園を通り抜け浮身堂のほうへ移動しました。
暗い上に足元が悪いのでゆっくり確実に歩きました。
浮身堂の反対側から見た景色です。
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順序良く前の人について歩いていきます。途中で止まるとボランティアの方が
「止まらないでください」と声かけてきます。
浮身堂の橋は一方通行でした。近づいてみた所です。
池にはボートが出ていました。
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夜の写真は難しいです。
公園の真ん中に命絆とろうそくが灯されていました。
今年は大きな災害があり、まだまだ問題が多く大変な年になっています。
命が大切にされ、大きな絆で結ばれることを祈ったものだと思います
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一客一灯ということで水の入った灯篭にろうそくを浮かべ自分で転倒します。
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それが集まるとこのようになります。
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春日園地には園地一面に花の形に並べられています。
これはボランティアの方がひとつひとつろうそくに点灯して作られたものです。
まずはハート型です。
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かたまるとこのようになります。
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花の形になったものです。
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ちかずいてみると
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燈花会のちょうちん型です。
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人の手で灯されたものなので電線も何もないので
厳かなお盆の死者を迎え、送るという厳粛な気持ちになりました。
園地を抜けて東大寺まで歩きました。
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曇り空に時々お月さんが見えました。
ぱらぱらと雨が降ってきたので、人の波について歩いて帰りました。
途中博物館、県庁前でも灯火されていました。
二時間ほど歩いたら足が棒のようになりました。
久しぶりの夜歩きでした。
by yukinachan55 | 2011-08-13 22:25 | お出かけ | Trackback | Comments(0)

最初の第一歩 毎日一つ感動


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