2010年 02月 07日 ( 1 )

上橋菜穂子著 獣の奏者・探求編 と完結編

秋に読んだ獣の奏者1・2の続編です。
ブックセンターでも人気あるので申し込んでから4ヶ月かかりました。
物語は作者は二巻までで完結していたのですが、読者の要望もあり
本人もエリンのその後を書くことになって書き進めたのが
今回の探求編と完結編です。
探求編は前回から11年後結婚して子供もできつかの間の平和な
家族の生活を送っている時にリョザ王国の真王と結婚した大公に
呼び出される、一度の全滅した闘蛇の原因を探るように命じられる
ここから物語がはじまります。
一箇所で原因がわかるけど、もう一箇所闘蛇を武器として使う最初の
村に護衛官とともにたずねる。
闘陀を扱う人を祖先にもつ者と真王との関係、王獣と闘陀を殖やさないように
制限することに命をかける人たち、ヨジュの国を侵略しようとする国とか
いろいろ絡み合って話は進んでいきます。
殖やさないように制限することに反対し、自然に育てようとし育てる
エリン、彼女は先祖から続いてきた掟を破ることをしている。
それをすることによってどうなるか。自分で確かめようとする。
しかし、王獣をあつかえる。ただ一人の人であるエリンは
自分の思うように生きることはできない。
夫と子どもはそのために命を狙われることになる。
真王の立場は苦しくても自分で国の方向を決めなければならない立場にある。
真王の命令により王獣を武器にするよう命じられる。
夫イアルは妻エリンのために闘蛇のりを志願する。
完結編ではエリンと息子との親子の状況を中心に
動物と人間、人間同士のたたかい、いつになってもなくならない
闘いの中でなくなっていく人々のこと。
タブーになっていたのはなぜか?
新しく登場した人物なども絡めながら、最期は壮絶な結論に達する。
ファンタジーなんですが、負の部分を書き表していて
いいことだけでなく、人間の醜さも含めて最期まで読ませてくれました。
お勧めです。
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by yukinachan55 | 2010-02-07 21:47 | 読書 | Trackback | Comments(0)

最初の第一歩 毎日一つ感動


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