綿の国星 ①~④
2008年 10月 12日
漫画家大島弓子さんの作品を読んでみたくなりました。
図書館に行って検索してみると書架にはなく書庫に入っていました。
作者の代表作をいう「綿の国星」を1巻から4巻まで借りてきました。
人間は始めから人間に生まれるものと猫が努力して人間になると
信じているチビ猫が主人公です。
猫の立場から人間社会を鋭くやさしく見つめています。
これだけよく猫のことがわかるなあと関心しながら読んでいます。
拾われた家族との付き合い、街の色々な猫たちとの付き合い、
飼い猫や野良猫やそれこそ色々な立場の猫が登場します。
飼い主との関係や、猫同士の関係などとにかく緻密な感情の
流れがとても面白いです。
この漫画は猫は猫の姿でなく、人間の姿に猫の耳がついている
姿で登場するのですが、本当に猫のようでかわいいです。
十四五年前に書かれたものですが、今回読んで新鮮に感じました。
私は幼い時は犬がいました。しばらく猫も飼っていたと思います。
家庭を持ってからは働いていたので動物は金魚を飼ったぐらいです。
それでも、眺めているだけで、ほっとすることがありました。
コッピーも4年間ぐらいいました。
もうすぐ読み終わります。次は何読もうかなあと思っています。