一人でいらっしゃいー七つの会談ー斉藤洋作
2006年 09月 24日
ちょっとゆっくりしたいので、お化けの話を読みました。
大学生のお兄さんの忘れたテニスラケットを届けにいって小学生の真田隆司君が
食堂へ行くのに間違って乗ったエレベーターで西戸教授の部屋に迷い込みます。
そこから話が始まります。
大学生が6人と隆司君がそれぞれ知っているカンダン話をします。
隆司君のむらさきばばあから始まって天井からこんばんわ。
ぐんちゃん、きつねの面、あの世の場所、富士見トンネル、信二の釣りざお
の七つの話です。
それぞれが面白くありそうでなさそうな話ばかりです。
最後のそれが日とくくりで大きな会談が待っています。
お兄さんの大学には西戸教授なんて人はいないしそういう教室もないんです。
久しぶりの児童書も面白かった。
小学生の高学年の子に読ませたい本です。