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最初の第一歩 毎日一つ感動


by yukinachan55
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映画パッチギ

1966年ごろの京都が舞台です。
朝鮮高校と地元の学校の高校生同士が面子かけてけんかばかり
している時代背景です。
朝鮮高校の女性とに因縁つけていじめていたところ、
いっせいに朝鮮高校の生徒たちが駆けつけて
バス一台ひっくり返してしまいます。
すごい馬鹿力です。力を合わせるとすごいものです。
その中でノンポリ育った日本人の高校生浩介君が朝鮮高校の
番長アンソン君の妹を好きになってしまいます。
事の起こりは日本の高校と親善サッカー試合を申し込みに
行くこと教師から命令されます。
恐る恐る行った高校で吹奏楽の「イムジン河」を聞いて、
フルートを弾いていいる妹を好きになるんです。
このイムジン河が映画全体を流れます。素敵な曲です。
勇気を出してコンサートに誘っているのですが、
コンサートはだめだけど、だまされて宴会に誘われます。
当日でかけて、妹と一緒にイムジン河を演奏して
拍手喝采を受けます。
朝鮮人ばかりの宴会に日本人が出かけるのは
当時すごいことだったようです。
日韓辞典を買って韓国語を覚えるのもすごい。
アンソン中心の朝鮮高校と日本の高校の戦いは
えげつなくエスカレートしていきます。
その間に浩介は朝鮮高校三人組と仲良しになります。
いったん友だちになると絆は強いです。
でも妹に二人で付き合ってあんた朝鮮人になれる?と
聞かれて沈黙しかないんですね。
友人の一人が、「おれ本当はけんか怖いねん。
ギター一緒におしえてくれへんか」
といって「そうしよう」と約束した矢先に喧嘩と事故で死んでしてしまいます。
彼の葬式の時、家に棺おけが入らず玄関を壊す場面、
朝鮮の人が今の暮らしと日本人に対する恨みつらみを浩介君に
ぶつけ彼が黙って聞いて何も言わずに
場を離れ持っていたギターをぶつけて壊すシーンは涙が出ました。
彼らも彼も朝鮮人と日本人である民族が違うと強く感じました。
最後にアンソンに子どもができたので、北に帰らなかったり、色々あるけど。
とても面白い映画だった。
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by yukinachan55 | 2006-03-13 19:08 | 読書 | Comments(0)