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最初の第一歩 毎日一つ感動


by yukinachan55
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四月に読んだ本 七冊

 四月もブックセンターから借りた本を読みました。
感想文とか本の紹介とがちゃんとすればいいのですが
なかなかできません。読んだ後メモしたものを載せています。
日記だからいいか???

題名「とっぴんぱらりの風太郎」
  著者 万城目学
 ブックセンターで二回に分けて借りて読み切った
746ページにわたる大長編だった。面白かった。
自分では落ち子ぼれのしのびと思っている風太郎、
不器用でありながら憎めない、運にも恵まれていたのだが?
ラストは泣きました。
主人公を中心に仲間の生き方面白かった。
最後はやめられなかった。
戦国の世の中でかわいそうな運命に
翻弄された人物をえがいていた。9

題名 「"陰陽師」蒼猴の巻
   著者夢枕獏
 平安時代の神様と鬼と人間が一緒に住む
世界の橋渡しをする安倍清明と源の博雅が
解決していく短編連作の物語です。
この本を読んでいると摩訶不思議な世界の中に
入っていけます。晴明の家の庭の雰囲気がとても
気に入っています。
蜜虫がいればたすかるなあ?8

題名「昭和の犬」
  著者 姫野カオルコ
 昭和33年生まれの目立たないが着実に
自分の生き方で生きて来た女性の昭和の時代を
犬とともに生きてきた姿をえがいたもので、
特に目立つことはないけれども戦争
を引きずって生きた来た父親と不満を
抱きながらそのそばで生きた母親、
幸せとは言えない少女時代
家から離れながら、それでも最後は両親はじめ
東京と滋賀を往復しながら看取っていく姿。
人から見たらそんなに幸せに見えないけど、
たんたんと生きた一人の女性をえがいたもので、
自分とは全く違った生き方だけど安心して読めた。
自分と同じ昭和の感じがよくわかる。
面白かった。9

題名「ゴッホの絵の旅」チェサンウン著
韓国語の本とても面白かった。
絵がふんだんに入っていて印刷がてからないから
きれいでよかった。
感想文はこちらに書きました


題名 「笑う飛竜と歌時計」
 著者 黒川裕子
 前作「空飛ぶ貧乏騎兵隊」の続編
四月に読んだ本 七冊_b0044296_10384830.jpg


先の本に比べたらちょっと内容がまどろっこしい
これからも続くようだから内容がよくなるように期待しよう

題名「梨園の娘」
  著者東芙美子四月に読んだ本 七冊_b0044296_10392630.jpg


 歌舞伎界のお話
男女の双子に生まれ男は跡継ぎ、
娘は絶対にあとを継げない定めの中で才能を
持ったものと持たないものの葛藤
今は大成したものでもそれなりの苦労葛藤の中で
生きていく男社会の内幕がとても面白かった。
モデルになった人を浮かべながら読むのも面白かった7.5



題名「荒神」
著者宮部みゆき一年二か月4月30日終了
昨年から読み始めた朝日新聞の連載小説
  メモを取りながら読まないと分からなくなります。
  最初の主人公と思っていたものと最後は違っていたけど、
  面白かった。人の怨念が懐柔になって表れ、
 それと対峙するのは作ったものの、
 おさめる力がある特別の人の犠牲により怪獣が元の姿に戻るというお話で、
 人間が制御できないものを作ってはいけないというメッセージを受け取った
 ようなな感じがしました。
 単行本になった時にもう一度読みましょう
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by yukinachan55 | 2014-05-09 10:41 | 読書 | Comments(0)