2013年ソウルの秋 五日目 全州の旅 ②
2013年 10月 01日
夕べはマッコリのおかげでぐっすり眠れました。
八時に朝食をとりました。トーストとコーヒーの簡単なものですが
助かります。
ガレージを改装した明るい素敵な食堂でした。
マスターにご挨拶して,さあ出発です。
今日の目的は鎮安の馬耳山見学です。
今日の行程
ホテル→全州市外バスターミナル→鎮安→市内バス
→馬耳山北登山口→登山車→歩いて→馬耳山乗越→
お寺ビューポイント→馬耳塔寺→村の食堂→南駐車場
→全州停留所→全州駅(JR)KTX→ソウル
高速バス(4650ウォン)で一気に全州から鎮安バスターミナルへ
真っ直ぐの路を飛ばします。お客さんは少ないです。
鎮安について市内バスにどうして乗り換えるかと考えながら
とりあえず登山口までの切符(1150ウォン)
切符売り場のおばさんに尋ねたけど早口でわかんない!!!
結局同じ場所で待っていたらいいということらしい。
少し時間があったのでバスターミナルの周りを見てまわりました。
唐辛子の掃除をするおばさんたち
ぷりぷりのこんにゃくと真っ白い豆腐です。
この豆腐を見ると韓国ドラマで刑務所から帰ってきたときに
食べる豆腐を思い出しました。
ぐるりと回ってバスセンターに帰ってみると
市内バスがとまっていました。
お客さんは私たちと外人さんの三人でした。
バスの中になぜか掃除道具とごみ缶がおいてありました。
バスの中から耳が二つピンとたったような馬耳山の姿が見えたのですが、
なんせ両手でしっかり何かを掴んでいないと倒れそうになるバスなんで
残念ながら写真撮れませんでした。
コスモス畑が広がっている様子も撮れませんでした。
すぐに北駐車場につきました。
バスの運転手さんが歩きの登山口を教えてくれたのですが
登山車に乗ること進められて、乗ることにしました。(大正解)
モミジのおおい樹林帯をどんどん気持ちよく登っていきます。
紅葉するときれいです。
登山電気車
図のように男山と女山の間(乗越)までのぼりそれを越えて
南駐車場まで下から上に歩きました。
登山車の終点からは歩きます。急な階段です。
ゆっくりゆっくり登りました。
韓国では山は大概しっかりした階段がついています。
女山(東)は立ち入り禁止の看板があり登れなくしてありました。
男山(西)はちょっとだけ登れるけど以前は入れた洞窟も
立ち入り禁止になっていました。ちょっとだけ見える
洞窟の入口です。
今度は階段をどんどん下ります。ゆっくりね。
ビューポイントのお寺に出ました。
馬耳山思ったより雄大で大きな岩屋までした。
二つのやまの全容はカメラに入りません。
左側の女山です。
右側の男山です。
横に並べる風にしてご覧ください。
少し降りると馬耳塔寺につきました。
石を積んで出来た塔がそれぞれの仏様の名前がついていました。
不思議な風景です。
南の方が人も多く塔寺にだけおまいりする人も多いようです。
登山の格好をした人は山越えするんだと思います。一個団体に会いました。
下る途中で池に写った山がきれいでした。
村に下りてくると食堂、お土産屋さんなどがずらっと並んでいました。
一軒の店に入って山菜ピピンバを食べました。
野菜ときのこがいっぱいの身体にとてもいい昼食でした。
美味しく食べて、山菜漢方薬の店を見ながら南駐車場につきました。
その前に馬耳山の入場料を払うところがありました。
私たち確か払っていないなあと思いながら、素通りしました。
一時間待ちで全州まで直行のバスがあるのでそれに乗ることにしました。
時間になってバスが来たんですが、私たちが乗るだろうと思ったバスは
鎮安行きでコンパクトな小さいバスが私たちの乗るバスでした。
何でこんな小さいねん?
ちょっぴり嫌な予感がしたけど、その時はまあいいか。と思いましたが
これが大変なバスでした。
運転手さんはスピード狂見たいにバスのくせに乗用車を
ばんばん抜かしていきます。
とにかくどこかにつかまっていないとずり落ちそうになり、
しゃべったら舌噛みそうです。
その上、山越えのために小さなバスだったんです。
曲がりくねった路をずんずん下っていきます。
下を見ると下は見えないぐらい深い谷です。遠くに田んぼが見えます。
これはなんや、と気持ち悪くなるぐらい曲がりくねった山道です。
生きた心地がしないというのはこのことだと思いました。
緊張で握りしていたので後で気がついたら腕が痛かった。
走行しながら、やっと全州についたら案内所のお姉さんが
全州駅に着くといっていたのにぜんぜん違う街の中でした。
バスの運転手さんに言うと前の市内バスの人に話しつけてくれて
全州駅まで乗せてくれました。ありがとう。
地面に足がついたらやっとほっとしました。
全州駅です。
プラットホームと新幹線です。
韓国のJRは改札口はありません。
決められた電車の号車番号に乗ればいいんです。
なんか立っていくなら無賃乗車できそうです。
新幹線と在来線が同じ線路で走っています。
怖いような便利なような!!!
車窓からの眺めは日本の風景とほとんど変わりません。
今回の旅はMさんと初めてお会いし、
全州でマッコリ飲んで、馬耳山に登りました。
楽しかったです。ひとりではなかなかこんな旅は出来ません。
Mさんお世話になりました。色々ハプニングもありましたが
楽しい思い出ができました。
ありがとうございました。
私は忘れかかっていることも多くて。。。。。
メモをとっていらした様子もなかったけど、よくこれだけ細かく書けますね。 尊敬もんです。