韓国語小説「オンマをおねがい」一章 読み終わる

 今日はとても寒かった。
今も風の音が窓を通して聞こえてきます。
韓国語小説「オンマをおねがい」一章「誰も知らない」
読み終わりました。
63ページから77ページまで
オンマの失踪をきっかけに長女の立場から母親のこと
母親との関係のことをつづっています。
この辺に来て文書が「나는 」(私は)でなく
「너는」(あなたは)になっていることにきがつきました。
何かへんだなあと思っていたのですが、意味はつうじるし
元から娘の立場で話しているので完全に一人称ですすめれらて
いると思い込んでいました。
でも、もう一度最初から確認してみたら二人称で「あなたは・・・・・だった。」
「あなたのおんまは・・・・・」で語られていました。
筋としては私でもあなたでも通じます。
作者の意図があると思うのですが、
二人称で読むとわたしはどうも落ち着きませんでした。

63ページから64ページにかけての犬が死んだ時のことが
読んで面白かったので訳してみました。

犬の買い方でもめた母と娘ですが
結局犬小屋はおおきくなっていた。犬小屋の床のわらも柔らかくしかれていた
(オンマー)10月のことだ。朝ごはんを作ろうと台所のシンク台で
米を洗っていたら、誰かが背中をとんとんとつついているので、
振り返ってみたら誰もいないのよ。まる3日間そのようだったんだよ
私を呼ぶようにとんとんとつつく手の気配を明らかに
感じたのに振り返ったら何もいないんだよ。
四日たった日のことだった。朝目覚めるなり小便をしに便所に行った所
犬がトイレの横で寝そべっていたんだ。
おまえは私が犬を虐待したのだと、文句を言ったけどこの犬は
皮膚病にかかったままさまよっていたんだ。哀れなので家に連れてきて
つないでおいてえさをやった。つながなければ又どこかに行ってしまうかも
わからないし、誰かに捕まって食べられてしまうかもしれないし。
はじめは寝ているかと思ったのに、近寄ってゆすってみようとしたけど
動かなかった。死んでいたんだよ。
前の日までえさもよく食べ尻尾もよくふっていたのに眠るように死んでいた。
鎖をどうしてか解いたのかも知れないということだ。
はじめ家に来た時胸元が骨もなかった。身体も皮膚病にかかって
又、毛並みもつやがなかったのに。
賢さはどれだけ賢かったかしれない。
一斗ダルにでも押し込めらら良かったかもしれない。
オンマはしばしため息をついた。
(オンマー)頭の黒い獣は世話をしても背くが、犬は世話をすると
恩返しをするというから、何にしてもこの犬が私の代わりに逝ったみたいだ。
今度はあなたがため息をついた。
(オンマー)先だって通りががったおぼうさんに運数を尋ねたら
今年家族がひとり減るだろうと答えが出たんだよ。
その言葉を聞いて心が落ち着かないでそわそわしていた。
一年ずうっとこの言葉が気にかかっていたんだよ。
あの坊さんが私を連れて行こうとしたので、その時ごと
ご飯を食べるようにと私が米を洗っていたので
私の代わりに犬を連れて行ったようだ。
オンマそれ何をいってるの?聖堂へ通っている人がそんな言葉
信じるの?
あなたは納屋の横の何もいなくなった犬小屋を思い出した。
解かれていた犬綱も。
こうしては、奇妙な気分になってしまってオンマの腰にむしゃぶりついた
犬は庭を深く掘って埋めてやった。

後は次回
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by yukinachan55 | 2012-12-10 01:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)

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